2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
海外移住 私には7つ上の兄がいます。私と違って真面目で出来のいい人で、明治大学に入って、その後三菱系の会社に入り、最終的には支社長になった人です。時々会って話をしますが、地味で大人しい人で、およそ自慢話をしない人ですが、一度だけ、「今の俺の…
最上の観客 別段見に来て下さるお客様に等級を付けるなどと言うことは、ショウマンとして、余りに厚かましい行為だと思います。見に来て下さるお客様は誰彼に関係なくお客様です。それでも、こういうお客様に来てもらいたい、こんな舞台環境を作って行きたい…
今日はお休み 日曜日はブログを休みます。
隣百姓(となりびゃくしょう) その昔、農家をしている人が自分を卑下して言う言葉に、「私のしていることは隣百姓ですから」。と言うのがあります。隣が種を蒔けば真似して種を撒く、田植えをすればそれに習って田植えをする。刈り取りの時期になれば刈り取…
ミサイルを打つ国 この数年、隣国は、毎月毎月数発のミサイルを日本海に打ち込んでいます。海に向かって飛ばして、「我々は勝利する、決して負けない」。と宣言しています。誰も隣国に戦いを挑んではいないのだから勝利も何もないと思います。日本の領海ぎり…
おでん 冬になると、時々おでんが恋しくなります。大概おでんを出す飲み屋は、鍋で既におでんを温めてあって、客が先ず座って、酒を注文して、それからおでんを眺めて、「大根と、はんぺん、ボールをちょうだい」。などと言うと、平皿にネタを乗せて、皿の縁…
市民会館でマジック 来週に開催される、ヤングマジシャンズセッション(3月1日2日、18時30~。座高円寺)の中で、メイガスさんと十文字幻斎さんは、マスコミとの繋がりが強く、多くのファンを掴んでいます。ショウの内容も、座高円寺の舞台よりも、もう少し…
内田貴光 内田貴光さんが、今回のヤングマジシャンズセッションに出演します。もう何十年も内田さんの演技を見ていません。その後彼にどんな変化が起こったのか、楽しみです。芸能は、演技の内容が完成すると、そこから先は自分の心の中を語るようになります…
お土産 一昨日(18日)は富士の指導。この日はいつものように、5時から起きて、雑用をしていたのですが、なぜか勘違いをしてしまい、「9時半に家を出たらちょうどいいだろう」。と考えていました。 すると女房が、「あら、まだいたの?新幹線のチケットは9時…
今日はお休み 日曜日はブログを休みます。
物を書く こうして毎日ブログを載せていると、私のブログの読者から、「あれだけ長いブログをいつ考えて、書いているのですか」。と尋ねられます。私は毎朝5時くらいに目が覚めます。7時半に朝食を食べます。その間の2時間半が空き時間になります。 せっかく…
丸い人 人はどんな人生を歩んで来ても、ある一定の年齢に達すると、大体同じような人間が出来上がってくるように思います。若いころは短気で、喧嘩っ早い人でも、50,60と年齢を重ねて行くと、自然自然と穏やかな性格になって行く人が多く、子供のころ内気で…
バフムト攻略 ロシア軍は13日に東部戦線のバフムトを砲撃し、この先本格的な攻略戦が始まる様相になって来ました。日本に伝わってくるニュースでは常にウクライナ軍が優勢で、ロシアは負け続けている印象を受けますが、ここへ来て、戦争は東部に集中し、ロシ…
神仙戯術 2 神仙戯術がヒットして、数年後には続編まで出て、更には、一作目二作目の合本まで出ました。今、この本を見て、なぜこれがそれほど売れたのかはなかなか理解できません。然し、一般に販売してはいけない専門書をあえて出したところに話題が生ま…
神仙戯術(しんせんげじつ) 1 いつもいつも食べ物の話や、内視鏡の話などを書いていると、私のマジックや手妻の技を疑って掛かる人が出るといけないと思い。今日は、私の表芸である手妻の歴史を少しお話ししようと思います。 日本で初めて手妻の伝授本(指…
ポールダンス 11日(土曜日、建国記念日)、12日(日)と二日間指導が続きました。人に教えることは嫌いではありませんので、別段苦しい、辛いと言うことはありませんが、教えるために私自身が一通り浚(さら)わなければならず、そこに時間が取られるのは労…
今日はお休み 日曜日はブログを休みます。
秀吉とキリシタン 南蛮人と称する、スペイン、ポルトガル人が、日本にやってくるようになったのは、1543年以降からです。日本ではこの年が鉄砲伝来の年と呼ばれていますが、別段彼らが鉄砲を伝えるためにやって来たのではなく、キリスト教の布教が目的でした…
内視鏡 2年前、大腸にポリープがあるかも知れないと言うことで、内視鏡で調べてみることになりました。今は体内のポリープも小さなものなら内視鏡を入れながら切除して、半日で除去できます。それは大変に有り難いことですが、内視鏡を入れると言う行為が何…
桂林 もう20年も前のことになりますが、中国の桂林でマジックの世界大会があり、そこにゲスト出演を頼まれ、大会に参加しました。主催者は、呉漢生(ごかんせい)さんと言う、中国のマジシャンで、呉さんは、30数年前、東京の板橋文化会館で第一回のSAMの世…
火鉢 石油ストーブ 私の家には、いまだに火鉢も石油ストーブもあります。以前私のところにマジックを習いに来ていた学生が、私が石油をストーブに注入しているのを珍しそうに見ていたので、「君の家では石油は使わないの?」、と質問すると、「石油はありま…
アゴラカフェ満席 三日前(4日)、日本橋のアゴラカフェで私の一門の公演がありました。ここは毎月一回マジックショウが催されていて、1月はザッキーさんが主宰となって、峯村健二さん、大成との公演がありました。その際も満席の状況でした。来月は日向大祐…
結局センスがない もうずいぶんネットやニュースなどで叩かれている話なので、私がここで書くまでもないことですが、スシローチェーンで湯飲みを舐めまわしたり、寿司の皿を舐めて戻したりした高校生が、寿司チェーンに大きな損害を与えたとして、莫大な損害…
今日はお休み 日曜日はブログを休みます。
絵に納まる 3 子供のころの記憶を辿って、美蝶の手順を思い出して行くと、「たくさんの傘を出すことが手妻ではない。一本の傘で世界を表現すること。その潔(いさぎよ)さが手妻なんだ」。と気付くようになりました。闇雲にものを出すマジックは、結局マジ…
絵に納まる 2 一つの社会に入ってしまうと、その業界の研究に没頭し過ぎて、本質が見えなくなって、隣近所の仲間の反応ばかりが気になって、いつしかお客様の求めているものを見失ってしまう。と言うことは頻繁に起こることです。 巨大な自動車会社ですら、…
絵に納まる 1 クロースアップを見ていても、ステージマジックを見ていても感じますが、マジシャンはひたすら不思議を提供することが自分の使命だと思っている人が多いように見えます。一つカードが当たるとまた次のカード当てを始め、そして休む間もなく、…
継承、伝承 私のところには色々な理由で古い手妻やマジックが残っています。それらの多くは、私が子供のころ、当時のマジシャンの家に通って習い覚えたものをアレンジして今日に残しています。 別段残そうと思って習いに行ったわけでもなかったのです。結果…