手妻師 藤山新太郎のブログ

1988 年、1994 年に文化庁芸術祭賞、1998 年に文化庁芸術祭賞大賞を受賞。2010 年には松尾芸能賞 優秀賞を受賞。 江戸時代に花開いた日本伝統奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者 藤山新太郎のブログ。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪から東京セッションへ

大阪から東京セッションへ 大阪、福井と舞台を終え、ようやくひと段落をしましたが、ほっとする間もなく、今週末12月5日(日)には東京の峯ゼミがあり、この間にも、来年1月8日9日開催の、東京ヤングマジシャンズセッションの申し込み、コンテストの参加者の…

大阪の反応と福井の天一祭

大阪の反応と福井の天一祭 さて、土、日の報告もせずに、日曜日はブログをお休みをしたために、書くべきことが2日間溜まっています。 昨晩(28日)は福井のショウを終えて、夜10時に帰宅をして、さぁ、それからブログを書こうと思いましたが、特急列車の中で…

今日はお休み

今日はお休み 毎週日曜日はお休みします。

熱狂の大阪セッション

熱狂の大阪セッション 今日(27日)は早朝、大阪から特急サンダーバードに乗って福井に向かい、福井の天一祭に出演します。そのためまだ夜が明けやらぬうちに起床しました。 今、ブログを書こうと、数時間前に終わった大阪マジックセッションのことを思い出…

天王寺界隈

天王寺界隈 昨日(25日)の朝、四天王寺に向かいました。先ず御堂筋線で天王寺の駅へ、この駅は初めて降りましたが、駅の天井が高くて、作りの良さに驚かされました。恐らくこの駅がかつては御堂筋線の起点だったのでしょう。 梅田から天王寺までをつなぐと…

大阪福井公演

大阪福井公演 26日が大阪ZAZAの公演。27日が福井フェニックスホールの公演。28日が福井こども歴史文化館の公演。それに先立って、私は、昨日(24日)から関西に出発しました。 朝に東京を立って、10時40分に京都。そこから近鉄電車に乗って奈良へ、近鉄電車…

舞台チャンスを作ろう

舞台チャンスを作ろう この数年、私が何をしてきたかと言うと、ショウをしたいと言う人のためにあちこちに舞台チャンスを作ってきました。それは、プロもアマチュアも関係なく、とにかく一回でも多くの舞台に出られるように、マジックショウの企画を作って来…

2022ヤングマジシャンズセッションチケット販売開始

2022ヤングマジシャンズセッションチケット販売開始 来年1月8日9日。ヤングマジシャンズセッション。座高円寺、8日18時30分スタート。9日、17時30分スタート。 9日、13時から、マジックコンテスト。 昨日(11月22日)チケット販売が始まりました。開始早々申…

シトロエン一代記 3

シトロエン一代記 3 さて、お約束のシトロエン一代記を完結させなければなりません。私がなぜアンドレシトローエンのことを調べ続けたのかと言うと、この人の一生は、芸人の生き方、或いは、マジシャンの生き方に非常によく似ているからなのです。 彼はまず…

シトロエン一代記 3

シトロエン一代記 3 さて、お約束のシトロエン一代記を完結させなければなりません。私がなぜアンドレシトローエンのことを調べ続けたのかと言うと、この人の一生は、芸人の生き方、或いは、マジシャンの生き方に非常によく似ているからなのです。 彼はまず…

今日はブログを休みます

今日はブログを休みます 日曜日はブログはお休みです

大谷選手の時代

大谷選手の時代 本当は今日(11月20日)、シトロエン一代記の3回目を書いて、シトロエンを終わらせようと考えていたのですが、昨日(11月19日)大谷翔平選手が、MVPを獲得したため、急遽内容を変えて、お届けします。シトロエン一代記はまた数日のうちに書き…

大谷選手の時代

大谷選手の時代 本当は今日(11月20日)、シトロエン一代記の3回目を書いて、シトロエンを終わらせようと考えていたのですが、昨日(11月19日)大谷翔平選手が、MVPを獲得したため、急遽内容を変えて、お届けします。シトロエン一代記はまた数日のうちに書き…

シトロエン一代記 2

シトロエン一代記 2 1919年、シトロエンはA型を発表して瞬く間に大ヒットをし、ルノー、プジョーなどと並んで一躍フランスを代表する自動車メーカーに成長しました。ところが、販売して気付いたのですが、余りに安価に価格設定したため、少しも利益が出なか…

シトロエン一代記 1

シトロエン一代記 1 フランスの自動車メーカーの初代経営者、アンドレシトローエンは、実に個性的な人柄と独創的なアイディアの持ち主で、彼の個人的な才能が一代で巨大自動車メーカーを作り上げました。 父親はポーランド人、母親はオランダ人、ユダヤ系の…

お道具製作

お道具製作 一週間ほど前に連理の曲のお道具が10組届きました。連理と言うのは、半紙をハサミで切って御幣(ごへい)を作る手妻です。これを演じるためには、鋏、扇子、マッチ、小皿、水の入ったグラス、茶わんなど、様々な小道具が必要です。 これらをいち…

鳥獣戯画

鳥獣戯画 昨日(11月15日)は、昼に踊りの稽古に行き、一度自宅に戻ってデスクワークをして、夜に日本橋劇場に行き、邦楽の新曲発表会を聴きに行きました。 踊りは「江戸の初春」と言う、短い長唄物を稽古しています。気持ちのいい踊りですので、年内に仕上…

5枚カード

5枚カード 一昨日(11月13日)は富士に指導に行き、昨日(14日)は、午前中は高校生の朗磨君の指導。午後はザッキーさん、早稲田康平さん、小林拓馬さんの指導をしました。このところ舞台が少ないため、私の活動は指導が主になりました。一か月の内10日間く…

ブログお休み

ブログお休み 日曜日はお休みです。

ブルックナーはお好き?

ブルックナーはお好き? 昨日(11月12日)はベートーベンを書いてみました。以前に、私はブログで、クラシックについて書くと覿面に読者数が減る、と言いました。ところが、このところ何を書いても読者数はほとんど変わりません。昨日のベートーベンも、私の…

ベートーベンでヌキ卵

ベートーベンでヌキ卵 今日はヌキ卵の作業をしながらベートーベンを聴きました。それも交響曲5番の運命です。クラシック音楽の中でもっとも有名な曲で、極め付きの一作でありながら、近年、私はなかなか運命を聴くことがありません。 なぜと問われて、例えて…

新太郎のこと

新太郎のこと 二週間前に私はリサイタルで花咲か爺さんを演じました。ところで、江戸時代の童話には爺さん婆さんが頻繁に出て来ますが、その爺さん婆さんの年齢は一体何歳だったのでしょうか。 人生50年と言われていた江戸時代では、爺さんも婆さんも40代半…

今は昔

今は昔 年を取ると、はるか昔もついこの間のこともみんな一緒になってしまうことが良くあるようです。私が若いころによくしてくれた、アマチュアの松田昇太郎さんは、子供のころに松旭斎天一の舞台を見たらしく、話の中で何気に「天一はこうだった、ああだっ…

アトリエ改装

アトリエ改装 私の家は4階建てですが、ちょっと聞くと豪邸を想像されるかも知れませんが、室内は13坪しかありません。13坪の総4階建てです。まったく鉛筆のような家なのです。その家を改装をしようと思いますが、改装と言っても、所詮13坪しかありませんので…

来客は楽し、峯ゼミは盛況

来客は楽し、峯ゼミは盛況 来客は楽し 毎日誰かが訪ねて来ます。日々の仕事の合間にそうした人たちとお茶を飲んで話をするのが楽しみです。 一昨日(11月6日)は、朝に大樹が訪ねて来ました。何かの演出で、衣装が必要だそうで、私の後見の衣装を持って行き…

今日は休みです

今日は休みです ブログはお休み

二宮金次郎

二宮金次郎 二宮金次郎さんと言えば、戦前の修身の教科書には日本人のお手本として尊敬された人物です。かつての小学校の校庭には、薪を背負って本を読む子供のころの金次郎さんの銅像が必ず立っていたそうです。 二宮金次郎さんが尊敬を集めていた理由は、…

そもプロ復活

そもプロ復活 昨日(11月4日)、カードを販売する会社を経営している和泉圭佑さんが訪ねて来ました。 和泉さんはマジック雑誌を出そうと企画をしています。そしてその中に私の「そもプロ(そもそもプロマジシャンと言うものは)」を連載したいと言うのです。…

コメンテーター

コメンテーター テレビ番組で、お笑い芸人が、コメンテーターになったり、ニュース番組の司会者になったり、様々に活躍しています。お笑いの中には頭のいい人もいるでしょう。そうした人たちがコメントを述べることは悪いことではないでしょう。 然し、彼ら…

ディアゴスティーニのザマジック

ディアゴスティーニのザマジック 以前にメイガスさんから原稿の依頼を受けていて、資料を送ったままその後仕事に忙殺されていましたが、昨日(11月2日)ザマジック71号が届きました。私は、ディアゴスティーニのザマジックを手にするのは初めてです。 イリュ…