手妻師 藤山新太郎のブログ

1988 年、1994 年に文化庁芸術祭賞、1998 年に文化庁芸術祭賞大賞を受賞。2010 年には松尾芸能賞 優秀賞を受賞。 江戸時代に花開いた日本伝統奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者 藤山新太郎のブログ。

2022ヤングマジシャンズセッションチケット販売開始

2022ヤングマジシャンズセッションチケット販売開始

 

 来年1月8日9日。ヤングマジシャンズセッション。座高円寺、8日18時30分スタート。9日、17時30分スタート。

9日、13時から、マジックコンテスト。

 昨日(11月22日)チケット販売が始まりました。開始早々申し込みが多く、このままでは一か月以内に完売する可能性もありです。

 今回、セッションは初の2日間開催ですが、魔法使いアキッドさん、緒川集人さん、そして藤山大樹と、若手3本の大看板が揃ったため、前評判も上々です。

 緒川集人さんは、ロサンゼルスのマジックキャッスルでたびたびマジックオブザイヤーを受賞し、日本とアメリカを又に架けて活動しています。藤山大樹もたびたびヨーロッパに出かけ、大きなイベントに出演して活躍しています。魔法使いアキッドさんは、独自の舞台活動を続けていて、熱烈なファンがたくさんいます。観客動員力と言ったら日本のマジシャンの中でNo1ではないかと思います。

 この3本が舞台の上で白熱した演技を見せます。とても楽しみです。他に、明治大学のダンクさんは、ウオンドの手順で独特の演技を作り上げました。法政大学の綾鷹さんは、カードマニュピレーションで優れたテクニックを見せてくれます。二人とも昨年の学生マジシャンのトップのアクトです。

 ほかに私と前田将太が出演します。他にと言ってもその他大勢と言うわけではありません。

 

 9日にはマジックコンテストを致します。私が前々からやりたかった企画です。内容はステージマジック、10分以内、限定10名まで。参加希望者は東京イリュージョンまで、演技ビデオをお送りください。内容が良かったら採用とします。

 採用の通知が来たなら、参加費1000円をお支払いください。

 コンテストをご覧になりたい方は、入場料は1000円です。お早めにお申し込みください。(夜のショウは全席指定席ですが、コンテストの座席は自由席です)

 審査員は、藤山新太郎、藤山大樹、緒川集人、ケン正木(日本奇術協会会長)、リオ高山(六本木オズマンドオーナー)、優勝者には賞金3万円と賞状、9日の晩のヤングマジシャンズセッションに出演。更に、2022年秋の大阪マジシャンズセッションにゲスト出演できます(交通費、宿泊費、ギャラ付き)。

 二位、三位までは賞状が出ます。他に日本奇術協会会長賞。オズマンド賞(多分六本木のオズマンドに出演できると思います)。いろいろ特典があります。

 フィ-ドバック(審査員の評価とアドバイス)希望者は、受賞者発表終了後に審査員がアドバイスをします。

 ちなみに、来年秋に開催される大阪セッションも2日間開催し、二日目にコンテストを行う予定です。優勝者は賞金と賞状、プラス2023年の東京ヤングマジシャンズセッションにゲスト出演できます。これからは、東京と大阪の両方でコンテストを行い、そこで競い合い、互いに交流して、マジックのレベルを引き上げて行きたいと考えています。ご興味の方は、ふるってご参加ください。(ビデオ締切日、12月15日)。

 

大阪マジックセッション

 2021年大阪マジックセッション、11月26日(金)。18時30分スタート。大阪道頓堀の劇場、ZAZAで開催されます。現在既に、ほぼ完売の状況です。残り席はあと10枚です。参加ご希望でしたらお早めにお申し込みください。

 出演者、伝々、バーディ、黒川智紀、鈴木駿、Hnnah、ノエル、JunMaki、ザッキー、サク、前田将太、藤山新太郎

前売り3500円、当日4000円、

 

第8回、天一

 11月27日。福井市フェニックスプラザ。13時から、ディーラーショップオープン、クロースアップショウ。

 ステージマジックショウ。16時から。前売り4000円、当日4500円。クロースアップもご覧になる場合、前売り5000円、当日6000円。

 福井が生んだ偉大なマジシャン、松旭斎天一を記念して毎年マジックショウを開催しています。北陸で見られる唯一のマジックショウです。

 出演者、峯村健二、Masayo、Hannah、サイキックK、岡田透、ザッキー、サク、前田将太、藤山新太郎

 お申し込みはいずれも東京イリュージョンまで。

 

 と言うわけで、今日(23日)は、大阪と福井の荷造りをして、早めに発送します。それぞれ、演技の内容が多少変わりますので、少々面倒くさい作業をしなければなりません。

 福井の翌日は、福井市内にあるこども歴史文化館の館内の劇場に出演します。これも毎年行っている催しで、天一祭の一環としてやっております。

 こども歴史文化館は、名前の通り、子供が多く集まります。こうした機会にマジックをたくさん見てもらうことはファンを育てるには大きく役立ちます。

 私も幼いころ、町内のお祭りで、神楽殿に出演していたマジシャンを楽しみに見ていました。その時見ていた子供が今はマジシャンになったわけですから、子供にマジックを見せることはファンを作るためには必要です。

 こども歴史文化館は、私と前田、ザッキーさんとサクさんが出演します。まぁ、こうして26日、27日、28日と3日間マジックの旅に出ます。毎年のことではありますが東京を離れて、舞台活動をするのは、ショウが終わったあとの晩の食事が楽しみです。福井は今は、カニノドグロ、ブリが旬です。この三品で酒を飲むのが最高に幸せです。あぁ、早く福井に行きたい。

続く

 

 

 

 

 福井天一