手妻師 藤山新太郎のブログ

1988 年、1994 年に文化庁芸術祭賞、1998 年に文化庁芸術祭賞大賞を受賞。2010 年には松尾芸能賞 優秀賞を受賞。 江戸時代に花開いた日本伝統奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者 藤山新太郎のブログ。

コロナは流行り風邪

 今日は神田明神の舞台です。幸いに生の舞台を喜んでみてくださる方がいらっしゃるお陰で、お客様もよく集まり、会場も盛り上がっています。弟子も、事務所の中でデスクワークばかりしているよりも、お客様を相手にしたほうが開放感があるらしく、舞台を喜んでいます。この活動を少しでも多くの場所で定着させて、活動の輪を広げて行きたいと思います。

 

コロナは流行り風邪

 どうやらそろそろ、コロナが単なる流行り風邪であることを多くの人が感づいて来たようです。この7か月、世間が大騒ぎして、学校まで休みにした騒動が、実はただの風邪だったということがばれています。それは数値を見れば明らかで、7か月大騒ぎをして、死者が1100人と言うのは、あまりに少ない数です。この二か月の日射病で亡くなった人の数が1500人であることを思えば、日射病よりも軽い病気と言えます。

 連日テレビではコロナウイルスの感染者の数を伝えていますが、通常の流行り風邪の感染者から考えても、その数は微々たるものです。それよりも肺炎患者や、インフルエンザ患者のほうがはるかに多くの感染者を出していますし、死者の数も多いのです。それを特段コロナウイルスだけとらえて毎日コロナの感染者の数を報道するのは何か別の目的があるのではないかと勘繰りたくなります。

 

 私には数人、医者の友人がいます。その医者が共通して言うことは、コロナウイルスは単なる風邪だということです。罹っても寝ていれば治るものをことさら大騒ぎする理由はないというのです。むしろ大騒ぎをすることで、通常の医療が出来なくなってしまい、多くの病院では維持することすら危うくなっています。

 確かに、衰弱した老人や、持病を抱えている人はコロナウイルスに感染すれば死病につながる場合がありますが、それは肺炎でもインフルエンザでも、流行り風邪でも同じことなのです。流行り風邪では通常、人は死なないのですが、それが肺炎を併発すると危険な状態になります。ことさらコロナだから危険なわけではありません。

 そうなら、衰弱した老人や、合併症を持つ人のみ、気を付けていればコロナは危険なウイルスではないのです。無論、子供でもコロナに罹ることはあります。それは子供でも糖尿病患者や、心筋梗塞になる子供もいます。そうした合併症をもたらす人のみ、要注意をして、罹ったらすぐに病院に行けば大きな問題は起こりません。

 ましてや通常に健康な生活をしている人が感染しても、殆どは自覚症状のないまま抜けて行きます。つまり流行り風邪と同じだからです。それを感染者の数をことさら数えて、「さぁ、大変だ」。と騒ぐ理由がどこにあるのでしょう。寝ていれば治る病気をなぜ大騒ぎしなければいけないのですか。

 世間ではマスクをしていない人を白い目で見たり、悪く言ったりしますが、既に免疫を持っている人ならマスクはいらないでしょう。感染もしないし、人にウイルスを移すこともないはずです。免疫のある人を、何らかの方法ではっきり免疫者と未感染者を分けるような配慮を考えたらいかがでしょう。

 免疫を持つ人なら、込み入った飲食店で酒を飲んでも平気ですし、劇場やライブに行っても何ら問題ありません。免疫者専門の飲食店を作っていいでしょう。

 ここらで日本人は大人になるべきです。政府も、国民が健全な生活をできるように、過剰なコロナウイルスの対策を考えるべきです。

 

 一つは、マスコミがこれ以上コロナウイルスを煽るのをやめさせることです。先ず感染者の数を毎日報道するのは全く意味がありません。医療に知識のない、芸人や政治評論家にコロナを語らせることは百害あって一利なしです。面白半分のニュースショウは規制したほうが良いでしょう。

 こうした番組で、朝から晩まで、自粛だの規制だのと言って世間を煽っているから、視聴者にコロナは危険だと擦り込まれて、外出をしなくなり、経済は下降するのです。大企業の経営者も決断をして、低俗なニュース番組からスポンサーを降りるべきでしょう。そうしないと自らの企業にも遠からず倒産の憂き目にあいます。

 そのことはテレビ局も同じです。これまで、コロナウイルスはテレビのお得意様だったのです。コロナの情報さえ流していれば、視聴者は外出できず、テレビばかり見ていましたから、高視聴率を維持していたのです。ところが、少々うまく行きすぎました。あまりに煽りすぎて、国の経済が破壊されています。これでは日本の景気が悪くなるばかりです。やがてこの不景気はテレビのスポンサーにも影響を及ぼします。

 最近のテレビ局は、そのことを察知して、景気の悪さを憂いています。本来テレビが憂うる立場ではありません。テレビ局が毎日プロパガンダの役割をして、経済を停滞させたのですから。自業自得です。然し、そのまずさに気づいたようです。きっとテレビ局はどこかで軌道修正をするでしょう。そうしないとこの先生き残れなくなってきています。そのうち、コロナはそんなに危険ではないと言い出すでしょう。

 

 小池都知事は、「三密」を撤回すべきです。このブログで私は何度も伝えていますが、劇場や、飲食店の三密を取り締まるなら、中央線や山手線の三密をまず先に取り締まるべきです。それが出来ずに7か月も放置しているから感染者を増やすのです。感染者を増やすことがいけないと言うなら、まず電車の三密をなんとかすべきです。それが無理だというなら、劇場や、飲食店の席数など規制するのは意味のないことです。即座に撤廃することです。

 かつて、流行り風邪が流行ったからと言って、劇場の席数を規制したことはなかったはずです。なぜ今そんなことをするのですか。

 小池都知事は昔から、人が騒ぎ出すと、頃合いを見て、必ず騒ぎに乗っかって来て、騒ぎを大きくします。大きくした結果、良き方向に進むならいいのですが、騒ぎが静まると、いつの間にか自分はどこかに行ってしまい、知らん顔をしています。

 豊洲の時もそうでした。今回のコロナもそうなりそうですね。あの人が、コロナを語らなくなったときが、コロナ騒動の転換期でしょう。ある意味、機を見て敏なる人です。私が見たところ、それがそう遠くない時期に来ているように思えます。

 

 長い歴史から見たなら、この半年間は世界中の人が、何とバカなことをしてきたのか。と、後世、物笑いの種になるでしょう。ただの流行り風邪で、世界経済を半分にまで下げてしまったのですから、世界中には優れた政治かや、学者も大勢いるでしょうに、なぜこの程度のことに大騒ぎするのでしょう。手妻師がとうの昔に気づいていることなのに。

続く