全くこの一か月は私も風評被害にあって予定が大きく狂わされてしまいました。コロナウイルスと言うものは、全く只のはやり風邪であるのに、過剰反応して、学校を休みにしたり、マスクが店に出回らなくなるほど足らなくなったり、芸能人のイベントが次々取りやめになり、相撲やスポーツの催しが観客なしで興行したり。一体何がしたいのでしょう。
マスコミの取り上げ方も異常ですし、政治の判断も異常です。風邪がうつったというだけで、大阪のライブハウスがニュースで叩かれて、翌日から営業を取りやめています。誰が見ても弱い者いじめです。大阪のライブハウスに行くために、新幹線に乗ったり、環状線や地下鉄線に乗ったりして、その時にウイルスがうつったのではないのですか。そうでないと誰が言えますか。誰が環状線に苦情を言うのですか。
ライブハウスに本当に罪があったのですか。小さな企業はわずかな風評によってたちまち倒産してしまいます。誰が責任を取ってくれるのですか。万が一、そのライブハウスで感染したとして、はやり風邪がうつったことで、いちいちテレビにニュースが取り上げるのは異常でしょう。何の意味がありますか。
コロナウイルスは威力の弱い風邪です。他に病でも持っていない限り死病にはなりません。老人がかかりやすいのは、コロナウイルスばかりではありません。インフルエンザのほうがもっと強力なのです。なぜインフルエンザを語らずに、コロナウイルスばかり取り上げるのですか。まったく理解できません。
もっと、理性ある人がマスコミなどで真実を語りかけるべきです。オリンピックを前にして、過剰反応し過ぎているのはわかります。でも、自粛をしなくても、マスクをしなくても、アルコール消毒をしなくても、コロナウイルスの増殖には何にも影響ありません。静かにして、マスクなどしなくて、咳をするときにはハンカチで口を押さえて、アルコールなど使わずに、石鹸で手を洗っていれば同じ結果になります。全く無意味な行為です。コロナウイルスは黙っていても３月中には収束します。湿度が上がって、暖かくなれば、ウイルスは必ず収束します。
イベントは三月末から積極的に再開すべきです。現実に日本のコロナウイルスの広がりを見てください。ほとんど広がっていないではありませんか。毎年のはやり風邪で１００万人、２００万人が罹っていることから比べたなら、余りに微々たる数です。何を騒がなければならないのか、何の意図があってこんなことをしているのか、見当も尽きません。
コロナウイルスに関して書き始めた時、人が身を正して生きて行くのはいい。しかし国民全体が同じことをすると、経済は混乱すると言いました。これを誤謬（ごびゅう）と言うと書きました。みんながマスクをすると、マスクが足らなくなります。みんながアルコール消毒をするとアルコールが足らなくなります。物事は適当な数、量、で平均が保たれています。ある日突然国民全部がマスクやアルコールを使えば、需要に生産が追いつきません。
そうなると、本来必要な人たちに、製品や薬品が回らなくなって、パニックになります。意味なく人を煽ることはすべきではありません。買う側も、どうしても必要でないならば、無理に買ってはいけません。決して考えもなく人の言葉に乗らないことです。ちょっとした人の心理が、大きな社会問題につながります。
それにしても今の日本人のリーダーは、自分の判断力が足らな過ぎです。人の顔色ばかりを見ています。そんなことで本当に人を安全な方向に持って行けるのでしょうか。
さて、私は、今月25日26日、国立劇場正面玄関で水芸をいたします。11時30分と１時30分の二回公演します。野外の催しですので、入場料はありません。皇居の桜も満開の時期です。どうぞ、お時間ございましたら、お越し下さい。詳細は東京イリュージョンのホームページをご覧ください。
さていよいよ、4月から、親子丼で有名な、人形町の玉ひでで、お座敷で手妻公演をいたします。限定30名様で締め切りです。私の手妻ほか、若手も出演します。どうぞ、じっくりお座敷で芸能を楽しんで、親子丼を召し上がってください。事前予約承ります。5378－2882東京イリュージョン
