手妻師 藤山新太郎のブログ

1988 年、1994 年に文化庁芸術祭賞、1998 年に文化庁芸術祭賞大賞を受賞。2010 年には松尾芸能賞 優秀賞を受賞。 江戸時代に花開いた日本伝統奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者 藤山新太郎のブログ。

ワクチン接種済み

ワクチン接種済み

 昨日(30日)、またぞろ緊急事態宣言が出され、東京の近隣の都市が指定されました。私は首をかしげてしまいます。東京は既に緊急事態宣言をしています。にもかかわらず、感染者の数が減らないという現実がありながら、なぜ千葉県や、神奈川県、埼玉県は、感染者が減らないことの対策に緊急事態宣言を要請するのですか。

 既に緊急事態宣言を発令しても感染者を減らすことができないなら緊急事態宣言は無駄です。もうこのやり方で感染者を減らすことなどできないのです。

 そうならこのまま放っておけばいいかと言うとそうではありません。解決を緊急事態宣言にこだわるところが問題解決をこじらせているのです。問題解決は三つあります。

 

1、病床数を増やす。

2、ワクチン接種を早める。

3、通常生活を勧める。

 

 以下そのことをお話しします。

 

1、病床数を増やす。

 分科会は必ず、感染者が増えると必ず病床数がひっ迫して、既に危ない状態だ。と言います。奇妙です。1年半以上もこの状態が続いていながらなぜ一般病院はコロナ感染者のための病床を増やそうとしないのでしょうか。

 すでに政府は30兆円ものコロナ対策費を使っています。30兆円もあれば、1万人でも2万人でも入院できる病院がいくらでもできるでしょう。なぜそれを第一にしないのですか。

 答えは簡単です。分科会はコロナを過大に考えすぎていて、コロナ菌をエボラ出血熱と同等の危険度に指定しているからです。そのため、感染者の処置をするためには、多くの人員と設備を必要とします。町の小さな病院ではその要求に対応し切れないため、そもそもコロナにかかわろうとしないのです。

 もし危険度をワンランク下げれば、今いるスタッフと、治療設備で対応が出来ます。そうなら感染者を受け入れる病院はいくらでも増えます。病床数が増えれば、感染者が10万人になっても、日本の病院は受け入れられるのです。

 マスコミが過大に騒いだお陰で、コロナは独り歩きをし、実態以上に恐ろしい病気と捉えられています。しかし今やワクチンが出来た以上、コロナはインフルエンザと同等の感染病です。むしろインフルエンザよりも罹りにくい病気です。

 そうであることをテレビや、分科会ははっきり言うべきです。今感染者が増えているのは、一年半にも及ぶマスコミの煽りから、多くの人が実態を知って解放されたからです。

 この先、一時的には感染者は増えるでしょう。然し、それが50万人、百万人にはなりません。日本人の日頃の衛生観念から考えたなら、この先、イギリスを超えた感染者が出るとは考えられません。

 大概の医師は、コロナがそう危険な病気とは考えていないのです。実際、イギリスでは連日5万人の感染者が出ていても平常の生活をしています。フランスも、アメリカも同様です。アメリカではもう、マジックキャッスルも、ラスベガスのショウも始まっています。

 アメリカではすでにマスクもしていません。アメリカでは日々10万人が感染していても、その程度なら安全と言って、平常生活を送っています。方や日本では7000人の感染者で緊急事態宣言を出して大騒ぎです。一体何を騒いでいるのですか。

 解決は緊急事態宣言をすることではありません。宣言をしたとしても感染者は減りません。それは東京が既に答えを示しています。今、一番の解決は病床数を増やすことです。

 

 2,ワクチン接種を早める。

 私はすでにワクチン接種を済ませています。実際、日本では既に30%以上の人がワクチン接種を済ませています。そうなら、ワクチンを接種した人と、そうでない人をうまく区別できるように、バッジやカードなどを頂けないものでしょうか。

 胸に保菌者のバッジを付けたなら、マスクは不要にしてください。誰をも感染さないし、誰からも感染されないのですから、マスクは不要でしょう。現実には60代以上で仕事をしている人はたくさんいます。そうした人たちが、ワクチン接種を済ませたなら、どんどん社会に出て働いてもらうべきです。

 不要不急などと言っていてはいけません。積極的に仕事をしてもらわないとこのままでは経済がどん底に落ち込みます。新幹線も飛行機会社も青息吐息です。保菌者が積極的に働くことで社会を活性化しなければいけません。それを妨げるような妄言やおかしな煽りはやめるべきです。

 

 3、通常生活を勧める。

 世界中の人々からすると日本のオリンピック活動はおかしなことばかりです。せいぜい一日3000人規模の感染者(開催時)で、オリンピックを開催して、各国の参加者は入国の際に検査をして、もし感染の疑いがあれば二週間休養をして、大会に参加しています。

 つまり政府とすれば万全の対策でオリンピックに挑んだわけです。そんな中にも感染者は出ましたが、でも感染者の数はわずかです。そんな状態でありながらなぜ無観客のオリンピックを開催するのですか。

 各国の参加者にすれば、ここまで徹底してウイルス管理がされていたのなら、観客を集めて大会を開催すべきだと思うでしょう。私もそう思います。政府もマスコミも、あまりに過大な反応をしていると思います。

 大人も子供ももっともっとオリンピックを見て楽しむべきです。二度と来ない今を、もっとおおらかにオリンピックを楽しむべきです。二兆円も税金を使っているのですから。楽しまなければ勿体ないです。

続く