手妻師 藤山新太郎のブログ

1988 年、1994 年に文化庁芸術祭賞、1998 年に文化庁芸術祭賞大賞を受賞。2010 年には松尾芸能賞 優秀賞を受賞。 江戸時代に花開いた日本伝統奇術「手妻(てづま)」の数少ない継承者 藤山新太郎のブログ。

大掃除 大晦日 

大掃除大晦日

 

 27日、28日、29日と名古屋、大阪、奈良と指導に出かけました。28日の大阪では指導終了後に、北野さんと土井さんを誘い、新大阪の東洋亭でハンバーグライスのセットを食べました。

 ここのハンバーグと、トマト丸ごと一個使ったサラダは私の大好物です。始めにハイボールを一杯飲みながら、トマトを食べ、そしてメインのハンバーグを頂きます。

 こうして、今年も大阪の指導を終え、勝手知ったる仲間と一杯飲めるのは幸せです。

 

 翌日29日は、9時50分に近鉄難波駅から奈良に向かいました。それからどこかで食事をしようと街を歩きましたが、先月、どうしようもないビーフシチューを食べてがっかりしましたので、この日は入念に街を歩き店を探しました。然し、カフェの軽食か、イタリアンレストランしか見当たりません。ピッッアやスパゲティも悪くはないのですが、もう少し何かないと探しました。

 何とかしっかりした食事をしたいと思い、ぐるり一周しても入りたい店がありませんでした。やむなく近鉄デパートに行き、7階の中華料理店に入りました。ここも少し心配でしたが、五目焼きそばのセットを頼みました。

 出て来た焼きそばはまずまずでした。なにより、7階から見た奈良の街が素晴らしく、東に東大寺の大きな屋根が見え、西にいま整備中の平城京大極殿が見えます。町の中心でありながらこれほど広々とした風景は珍しく、「あぁ、奈良は落ち着いていていいなぁ」、としばし景色を楽しみました。

 さて、奈良で生徒さんに個人指導をして、4時30分、近鉄奈良駅に戻り、そこから京都行きに乗りました。そこから40分くらいで京都へ、関西はどこへ移動するにもそう遠くはなく、鉄道の便もいいため、機能的です。

 それにしても近鉄と言う会社は実にいい位置で仕事をしています。西に神戸、大阪、奈良、北に京都、東北に名古屋、東の賢島まで、ビジネスの旅から、観光旅行まで、うらやましいほどに魅力ある街を押さえています。とても広い地域に鉄道網を張り巡らせていて、しかも列車の本数もたくさん出ています。東京にこれだけの私鉄はありません。

 京都から5時30分の新幹線に乗って東京に戻ります。駅で焼鯖寿司を買い、車中で寿司を食べつつハイーボールを飲みました。このところ連日ハイボールを飲んでいます。あまりいいことではありません。家に着いたのが9時でした。

 

 翌日30日は大掃除です。学生の高木君と柳沢君が手伝いに来てくれました。前田が指揮をしてどんどん進めましたので、午前10時から始めて、間、食事をして、午後3時には終了しました。通年の大掃除よりも1時間以上も早く終わりました。

 掃除をすると必ず使わないマジックの道具とか、素材が出て来ます。それを二人に差し上げました。

 終了後、高木君と柳沢君を連れて、寿司屋に行きました。食べたい刺身と寿司を頼みながら酒を飲むのは幸せです。とここでも酒を飲んでしまいました。これから年末正月は酒を飲まないようにしようと思います。いい機嫌になって外に出ましたが、まだ5時でした。多少なりとも日のあるうちに酒が飲めるのは贅沢な遊びです。

 

 さて今日は、2組指導があります。午前中に一人、午後に一組、指導を終えたあと、急ぎ、井上楽鶯先生のところに行って、引き出しを受け取ります。結局引き出しの製作は10か月もかかってしましました。それでもぎりぎり年内に出来たことは幸いです。

 引き出しを習いたいと言う生徒さんが、首を長くして待っていますので、正月早々に送ろうと思います。

 と言うわけで、大晦日も、今から夜まで仕事が続きます。考えて見ると12月はほとんど休みがありませんでした。こうした生活がいいとか悪いとかいうよりも、私にすれば人から求められている仕事があるのが有難いと思います。来年もよい年でありますように、皆様のご多幸を祈ります。

 

藤山新太郎