大谷選手 総裁選 コロナなど

大谷選手　総裁選　コロナなど

大谷選手

　巷の話題は上の3っつで盛り上がっています。それにしても大谷翔平さんはものすごい人気です。かつて、日本人がアメリカのスポーツ界に行くと、体力差、体格差などで到底追いつけなくて苦労したのに、今、アメリカ人は、大谷選手の体力、体格を見て、「怪物だ」。「信じられないパワーだ」。と、賞賛しています。大谷選手はアメリカ人のアスリートと比較しても図抜けたパワーを持っているのです。

　今年の初めまで大谷選手は、野球界の神様、「ベーブルースの再来か」、と騒がれていましたが、今では「べーブルースと比較してはいけない、大谷翔平は野球界史上全ての選手を超えている」。と、大絶賛されています。

　大谷選手一人の出現で、長らく低迷していたアメリカの野球人気が復活しつつあります。ものすごいことです。

　しかも、大谷選手は、その立ち居振る舞いがことごとく賞賛されています。どうも今までの野球選手の中には、マウンドで唾を吐いたり、敵方にヤジを飛ばしたり、時には乱闘をしたりと、品のない人がいたのですが、大谷選手の行動は洗練されています。実に礼儀正しいのです。

　当人は野球そのものを楽しんでプレイしているように感じられます。まるで高校野球児の様な純真さが見えます。これはプロスポーツ選手としては珍しいことです。「ここで一発当てて稼いでやろう」。と野心むき出しな選手がいる中で。大谷選手は、まったく収入とは無縁な姿勢を貫いています。

　そもそも収入を考えていたら、エンジェルスには来なかったはずです。彼は純粋に二刀流で野球をしたかったのです。その目的を達成したことで当人は満足を感じているはずです。

　大谷選手の謙虚な姿勢がアメリカ中に伝わり、野球を知らない人までもファンになって、ひと目大谷選手を見ようと多くの人が球場に集まります。

　それまでどちらかと言うと、アメリカの野球ファンは、日ごろのストレスを野球で発散させようと、選手に罵声を浴びせ、敵チームをののしり、下品な応援をするような、低所得層の観客が多かったものが、大谷選手が現れてからは、観客席の様子が変わってきています。

　選手を悪しざまに言う人が減っているのです。たった一人のスターの出現で、観客までもが変わってきています。今年、大谷選手がMVPを取るようなことがあれば、大谷フィーパーは一層加熱するでしょう。

　来年もし、私がマジックキャッスルに出演するようなことがあれば、それまでに何とか、コネを作って、大谷選手をキャッスルに招待したいと思います。たまには野球を離れて、日本の幻想の世界を見たなら、大谷選手も違ったインスピレーションを受けるのではないかと思います。私の人生はそうしたミラクルが何度か起きています。

　今は大谷選手と仲間になる話をしても誰も信じないでしょうが、案外その夢は難なく達成されるでしょう。その日が来ることを楽しみにしています。

総裁選

　自民党の総裁選が久々盛り上がっています。このところ、河野太郎さんを推す人が増えて来て、勢い付いています。石破さん、小泉進次郎さん、菅元総理まで支持をしています。ひょっとすると河野さんに雪崩を打ったように支持者が集中して新総裁誕生の可能性はあります。

　そんなところへ、野田聖子さんが立候補して来て混戦状態になっています。野田さんの立候補に勝算はあるのかどうかは分かりません。話題の総裁選に入ることで将来的な知名度を上げようとしているのかも知れません。

　岸田さんはその中でリベラルな姿勢を維持しています。常識的な人として、可もなく不可もなく安定して存在しています。それがご当人に良い結果をもたらすのかどうか。

　予想していた通り高市早苗さんは連日マスコミに叩かれっぱなしです。然し、高市さんは打たれ強く、嫌みな質問をされても、正直に答えて、相手を打ち負かしています。

　今まで自民党の政治家でも話をはぐらかしてはっきり言わなかったことを、明快に答えています。ようやく保守本流の政治家が現れて、日本の針路を語るようになったと思います。

　然しそれで総裁に選ばれるか、と言うと、まだこの先、ハードルがいくつもあるように思います。改憲一つをとっても、イギリスやフランスのような先進国では何でもない常識として認められているようなことが、日本で改憲を議題にすれば蜂の巣を突っついたような大騒ぎになります。

　然し、高市さんが日本のタブーを議題に載せた功績は大きいと思います。この先どんな展開を見せるか、楽しみです。

コロナ

　コロナはこのところ急激に収束しつつあります。私は先月末に、「この先、9月末には収束の兆しが現れる」。と申し上げました。それは希望的な観測ではなく、現実にワクチン接種が広がっていますから、ある一定までコロナが蔓延すれば、その先は収束に向かうことは見えています。

　さて、感染者が減ってきて、政府や分科会はどうするのでしょうか。私は飲食店も、観光も解放したほうが良いと思います。このまま規制ばかりしていたら国の経済は破綻します。緊急事態宣言を解けば、一時また感染者は増えるでしょうが、その先はワクチン接種者が増えたことで、先月のような状況には至らないでしょう。

　むしろ一刻も早く通常の生活に戻すことです。規制で感染を抑え込むのではなく、ワクチンと、衛生管理を重視することで乗り切って行かなければ、国民の生活が成り立たなくなって行きます。早めに緊急事態宣言を解除したほうが良いでしょう。

今日は玉ひで

　今日は、玉ひでの公演です。大雨になって参加のお客様も不便をおかけしますが、どうぞ、手妻を楽しみに、少人数で見る手妻は独特の世界があっていいものです。ご期待ください。

　お席ございます。03－5378－2882　東京イリュージョンまで。

　10月25日の藤山新太郎リサイタル「摩訶不思議」

　こちらのチケットは既に販売されています。出足はいいようです。なんせ120席で完売ですので、お早めにお申し込みください。こちらは大きな舞台での公演で、かつても芝居小屋で演じられていたような、大掛かりな手妻を演じます。どうぞお楽しみに。