ステマって何?
またまたわからない言葉が出て来ました。「ステマ」?。何ですこれは。調べてみるとステルスマーケティングの略だそうです。そう言われてもさっぱりわかりません。すなわち視聴者の気持ちを知らず知らずのうちに誤った方向に導いて行くことのようです。言って見ればネガティブキャンペーンのようなことだそうで、ネットを使った誤誘導とか、嫌がらせだそうです。
ステルスとは、隠密行動とか、秘密の装備などと言った、軍事行動や、兵器に使われる言葉のようです。音波探知機に見つからないような装備をすることとか、単純な場合は、迷彩色に戦車を塗装することもステルスの一種なのでしょう。
そうならマジックのタネが肌色に塗ってあったり、裏が黒かったりするカードもステルスなのでしょうね。はいはい、それならマジシャンにも分かります。ならば、ステルスマーケティングとは何ですか。
この言葉は広告業界や企業などではかなり前から使われていたようで、ある商品を宣伝するのに、広告とは知られずにうまいこと宣伝をすることをステルスマーケティングと言うのだそうです。こうしたことは日常よく遭遇します。
新聞記事などでも、記事かと思って読んでいるといつの間にか健康食品の宣伝になっていたり、サンプル購入などの案内に繋がったり。妖しい広告を見ます。それがただ妖しいだけなら気を付ければいいだけのことですが、それが、知らず知らずのうちに特定の人を持ち上げる内容だったり、逆に中傷する内容にすり替わっていたりすると、問題が発生します。
それがすなわちステルスマーケティングです。先週の自民党総裁選挙で、小泉陣営から、高市候補に対して、ネガティブキャンペーンが発信されたと言う事件が起こりました。そのネガティブキャンペーンを、知らず知らずにネットに流して行く手法が、ステルスマーケティングのようです。
これを主導したのが、牧島かれんさんで、元デジタル担当大臣です。おやおや、国がらみでネガティブキャンペーンを張って高市さんを拒否していたのですね。それにしても清潔感を売り物にしていた小泉さんとしては大失敗ですね。
投票前の土壇場で、この件で小泉さんが謝罪する事態となって、随分と印象を悪くしました。でも、そのことが小泉さんが総裁選に敗れた原因ではありません。それはあとでお話しします。
それにしても、ステルスキャンペーンをステマと言うのは変ですね。最近やたらとこんな単語が増えて来て、聞いただけでは何のことかさっぱりわかりません。外国人が聞いても、日本人が聞いてもわかりません。変な造語です。
しかも、覚えても決して使いたいと思いません。同様に、ネガティブキャんぺーをネガキャンと言う人がいます。これはまだステマよりは判読できますが、だからと言って使うには躊躇します。略語を使うと頭が悪そうに思われます。
特に70歳を過ぎた人が略語を使うと、それだけで世間に媚びた、程度の低い人に見えます。無分別に略語を使う老人は、若者に支持されるどころか、軽薄に見えます。少しセリフは伸びてもネガティブキャンペーンと言ったほうが信頼されるでしょう。
きっちり辞書で訳して、適材適所にちゃんと使う方が知性的に感じられます。いや、知性的に見えるからいいのではありません。ちゃんと内容を把握して間違いのない使い方をすることが大人なのです。
それにしても、総裁選挙で、どうしてマスコミや、自民党内の左派議員は小泉さんを応援するのでしょうか。日頃の小泉さんの発言を聞いていると、「この人大丈夫かなぁ」。と思うことがしばしばです。こんな人が海外に行って、海外の有能な政治家と対話するんだと思うと、絶対に総理大臣にしてはいけない人のはずです。
昨年の総裁選挙でも今回でも、はっきり方向性を持って、ぶれない発言をしているのは、高市さん一人でした。小泉さんは討論となるとまったく精彩さを欠きます。そんな小泉さんをなぜ選ぼうとするのか、日本人は政治音痴なのではないですか。
小泉さんを推す人たちは、リベラルと言われている人たちだと書きましたが、彼らにとって御しやすいリーダーだから小泉さんを選んでいるのでしょうか。この人を選んで一体日本をどうしたいのでしょうか。然し、そもそもが左派とか、リベラルと言う人たちの話を聞いていると、あれも駄目、これも駄目と反対意見を言うだけで、一体何がしたいのかがさっぱり見えて来ません。
憲法を守れ、と言いますが、日本の防衛はどうしますか。今のままで中国が台湾に侵攻してきたら、知らん顔でいられますか。仮に何も関与しないからと言って全く被害を受けませんか。台湾進攻が始まれば、アメリカは日本の基地から直ちにジェット機を出撃させるでしょう。そうなったときに、沖縄や佐世保や、岩国は中国から攻撃を受けませんか。もし沖縄が攻撃されたらどうするのですか。
「我々は平和憲法を守っているから攻撃はしない」。と言いますか。日本が中国を攻撃しないからと言って、中国は日本を攻撃しませんか。そう言っていれば中国が手加減してくれますか。そんなことはあり得ないでしょう。
彼らがチベットやウイグルでどんなことをしたかは、みんなよく知っているはずです。知っていながら他人事と知らん顔をしていていいのですか、やがて沖縄が同じ目にあってもいいのですか。リベラルだの穏健派などと言っても結局何もしない人たちのことではありませんか。
おかしなことに、そうした人達をマスコミは支持します。でも時代は変わっています。右寄りの政治を軍国主義と否定してそれで抑え込む時代は終わっています。今の若い人は遥かに右寄りな考えを支持しています。反対ばかり言っていてもどうにもならないことを知っているのです。
それは海外に出て先進国の考えに触れてくれば分かることです。世の中にはいくら話をしてもわからない人はたくさんいます。プーチンさんに「ウクライナを諦めなさい。戦争を止めなさい。このままではロシアは最貧国に落ちますよ」。と話して伝わりますか。
北朝鮮は毎月のようにミサイルを日本海に飛ばして来ます、その首領に、「ミサイルを飛ばすのは無意味です。一党独裁とその髪型は流行らないからやめなさい」。と言えば彼らは分かりますか。言ってわかる相手ではないでしょう。
リベラルの人の言うことの限界に日本の国民は気付いているのです。そこが分からないのは自民党の左派の政治家とマスコミです。それが今回高市さんが総裁になったことでマスコミは大慌てです。慌てる理由が分かりません。
小泉さんと高市さんでは政治家の器量が違いすぎます。それが見えないのは政治音痴なのです。政治音痴が政治を語っていては世間から見放されてしまいます。今のマスコミは批判ばかりで方向を示せないリベラルの典型なのです。
続く